【感想】デビルマン Crybaby 第四話 明、来て
美樹をめぐり対立する明と了。そのとき明の携帯が鳴ります。「お前の携帯だ。母親の着メロ。おれが設定した」と場にそぐわない間抜けやり取り。明の母親はどうやら日本に帰ってきたようです。両親はお医者さんをしているようですね。
美樹に起こったなんやかんやは了の手によって無かったことにされています。美樹も記憶を失ってはいるんですが、明に助けられたとどこと無く思っているようです。夢を見たんだとごまかす明です。
ここで明の過去がちょっとだけ。医者をしている明の両親は世界中を飛び回っているようで牧村家に明を預けています。「明も早く大きくなって追いついてね」という母親。二人を走って追いかける心象風景が、明を陸上に向わせたのかもしれないですね。
場面代わりキンギョソウに水をあげるミーコ。話しかけてくる例の三人組の一人ククンを軽くあしらおうとしますが、彼の熱い言葉に思わず涙しちゃいます。ところで彼のは名前は本当はマユタらしいです。たぶんストーリーにはあんまり関係なさそうな感じですが、なにか理由あってのことなんでしょうね。二人の距離はだんだんと近づいてきます。
日本に到着した明の母親はバス車内で悪魔に襲われちゃいます。それも明の父親礼次郎に・・・。いつのまに彼は悪魔になったのでしょうか。悪魔になるような素質があったんでしょうか?バス内はあっと言う間に血で染まります。母親を迎えに来た明に着信がきますが、無音のまま切れてしまいました。発信元が整備工場だと突き止めたふたりは向います。
ここからは原作でもトラウマ級の悪魔ジンメンの登場です!顔だけになった人たちがわちゃわちゃしゃべるのがキモいです。ごめんなさい。
悪魔なんかに負けるなと訴える明。必死に抗おうとする礼次郎でしたがいよいよ悪魔に乗っ取られてしまいました。二人を悪魔から解放するため涙を流しながらジンメンを倒します。割とサクッと。片手で。まぁあっけない。母親の携帯には明の小さな頃の写真がたくさん。二人に追いつくことは二度と叶わなくなった明は悲しみにくれます。
ミーコはククンとクラブ会場へ。なにやら怪しげな薬に手を出すミーコ。熱気渦巻く場内に悪魔が突然現れて・・・。てなかんじで、また次回に。
今回は明とその両親のお話でした。父親の礼次郎は「母さんを食べたかった」となかなに猟奇的な性癖をここでカミングアウト。それでも悪魔に抗う礼次郎でしたが、残念ですね。この悪魔ジンメンは蓮コラを連想させる見た目が原作ではトラウマ級の衝撃で、デビルマントラウマランキングではそこそこ上位に入るのではないでしょうか。